豆花に魅せられて熊本に出店「いつか台湾で本場の料理を」
台湾の食に魅せられたオーナーが営む台湾料理店があります。 熊本市中央区草葉町、上乃裏通りから一本入った路地に店を構える「SOYS&DAYS」です。
オーナーが台湾に通い続けるうちに出会ったのが、台湾の豆腐で作る伝統的なスイーツ「豆花(トウファ)」です。
「日本でも豆花が食べたいなあと思っていたんですけど、10年前、15年前とかは全国的にも少なかったので、だったら、自分でやるのもいいのかなと思って」
何十軒と台湾のお店を食べ歩き、2015年に福岡県久留米市での開業。2020年には、出身地である熊本に、2号店をオープンさせました。
店名の「SOYS&DAYS」には「日々、大豆を感じてもらえるように」という思いが込められています。
おすすめは中華粥と豆花のランチセット。8種類の中華粥と8種類の豆花の中からそれぞれ1品を選ぶスタイルで、小鉢(日替わり)とプーアル茶も付きます。
豊富なラインナップのなかでもイチオシは「魯肉粥(ルーローがゆ)」と「QQ豆花」の組み合わせ。甘辛く煮込んだ豚肉に煮卵と魚のトッピングが添えられ、出汁の効いたスープでじっくりと煮込んだほっこりと優しい味わいの一品です。
QQ豆花の「QQ」という名前は、サツマイモとタロイモのだんごがクニュクニュとした食感をしていることから。豆花そのものはつるんとしたなめらかな舌触りで、甘くなく、さっぱりとしています。
オーナーは、台湾の味をそのまま再現するのではなく、日本人が食べやすいように作り替えたり、納得できる硬さやシロップの濃さに調整するなど、試行錯誤を重ねているといいます。
「うちのお店に来た人が、台湾に行って、あ、あれ食べたなって思い出して、台湾で本場の料理を探してもらいたい」
熊本の路地裏で台湾の食文化に触れ、いつか本場へ。そんな旅への入口として、「SOYS&DAYS」は今日も扉を開けています。