TSMC第二工場めぐり熊本に熱視線 企業誘致セミナーin台湾
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TSMCの熊本進出をきっかけに、半導体関連産業の集積が進む中、さらなる企業誘致やインバウンドを呼び込もうと、台湾・台北市でセミナーが開かれました。
台湾最大の半導体関連産業の展示会「セミコン台湾」にあわせ、9月10日に熊本市が開催したイベントで、2024年を上回る80人が参加しました。
熊本市では、半導体関連産業のニーズの高まりを受けて、東区戸島など3カ所で初の官民連携による産業用地の整備が進んでいます。セミナーでは、企業立地推進課の岡島史明課長が、今後の産業用地の整備スケジュールや、設備投資・雇用促進などに関する補助制度とあわせて、熊本城で10月10日から始まる雲海企画など、観光についてもアピールしました。
また、口座開設をはじめ、コンサルタントの紹介、パートナー企業とのマッチングなど進出企業のサポートを行っている熊本銀行の新地域開発推進グループの桐原健さんが、物件紹介や日本法人設立など事例を交えながら紹介しました。
熊本市と熊本銀行によりますと、TSMC第一工場の竣工後、第二工場の着工時期をめぐって企業側の様子見が続いていましたが、再び熊本への立地に対する関心が高まってきているということです。台湾系の企業からも、用地に関する問い合わせなどが入っているほか、製造業だけでなく、飲食関係も興味を示しているということです。