イギリスのチャールズ国王が、性的少数者の軍人をたたえる記念碑の除幕式に出席しました。チャールズ国王が性的少数者を支援する行事に公務で出席するのは初めてです。

イングランド中部のスタッフォードシャー州に設置された記念碑は、性的少数者の軍人の活躍をたたえるとともに、差別的な扱いを受けてきた退役軍人を追悼するものです。

　27日、記念碑の除幕式に出席したチャールズ国王は花を供え、性的少数者であることを公表している退役軍人と交流しました。

　イギリス軍の間では2000年まで同性愛を公言することは違法とされていました。

　ロイター通信によりますと、チャールズ国王が性的少数者を支援する行事に公務として出席するのは初めてだということです。