
11月に熊本城ホールで子どもたちのお仕事体験「アウトオブキッザニア㏌くまもと2025」が開催されます。どんな体験ができるのでしょうか。
出展する企業の1つ九州産交バス。グループ全体の従業員は1060人で、熊本県内のほぼ全域をカバーする路線バスネットワークを展開しています。
「次は熊本市役所前でございます。お降りの方はボタンを押してお知らせください。(ピンポーン)次、停まります」
九州産交グループのブースでは、バス運転士の1日のルーティンが体験できます。まずは、車両の点検専用のハンマーでタイヤの空気圧やナットのゆるみなどを確認。点検の時にしか見ることができないエンジンルームも。点検が終われば、実際に運転席へ。運転士になりきって、ドアの開け閉めや停車のアナウンスなども体験します。

(担当者)「熊本の交通を担っているところや運転士のかっこよさや責任感を学んでいただけるとうれしいです。1人でも未来の運転士が増えるといいなと思っておりますのでたくさんの方に来ていただけるとうれしいです」
柴田理美アナウンサーが体験したのは介護のケアサポート。
「車いすを押したり車いすに乗ったりすることで学ぶことができます」

福祉サービスなどを手がけるゆうしんグループのブースでは、介護される高齢者の気持ちや介護する人の気持ちを体験することができます。
実際に車いすに乗ってみると様々な気づきがあります。
「お花をあえて地面に置いているんですね。目線が低くなるので、よりこちらの方が近くにお花を楽しめますね」
手を洗う時も。
「車いすユーザーがいない一般家庭の洗面台だと、ここに扉があったりして、ぶつかりますよね。そうなると届かないけれども、入れるよう配慮されている」
また、車いすを押す際は、落ち着いた気持ちで乗ってもらえるように声をかけます。
「進みます、右に曲がっていいですか」「はいお願いします」

(担当者)「お食事を食べる手伝いや排泄の手伝い、入浴の手伝いが介護の仕事って思われがちなんですけど、命を支えて、人生最後まで楽しかったと思っていただけるような、楽しい仕事ですよと思ってほしい」
「アウトオブキッザニア㏌くまもと2025」は、11月22日から2日間、熊本城ホールで開催されます。10月27日から先着順での申し込みを受け付けています。













