将棋の王座戦第5局で藤井聡太七冠（23）が挑戦者の伊藤匠叡王（23）に敗れて「王座」のタイトルを失い「六冠」となりました。

　2勝2敗で迎えた王座戦五番勝負の第5局は28日午後8時半ごろ、藤井七冠が投了し、挑戦者で同学年のライバル、伊藤叡王が勝利しました。

　この結果、伊藤叡王は「王座」の奪取に成功して二冠となり、藤井七冠は六冠となりました。

藤井聡太六冠 「終盤戦で競り負けるような形になってしまったかなと思うので、実力不足だったかなと感じている」

伊藤匠二冠 「終盤まで難しい将棋が指せたかなと思うので、充実したシリーズになったと思います」