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2025年10月29日 09:26
王座戦 藤井七冠 同学年ライバルの伊藤叡王に敗れる 六冠に後退
山梨県甲府市で行われた「王座戦」。5番勝負も29日最終局を迎えました。王座戦3連覇を狙う、藤井聡太七冠(23)に対するは2冠を狙う同学年のライバル、伊藤匠叡王(23)です。
振り駒で先手番になった伊藤叡王は、自身が得意とする相掛かりに持ち込みました。藤井七冠も負けじと攻め込みますが…。
日本将棋連盟 香川愛生女流棋士 「藤井王座が8八と伊藤叡王に対して攻め込んだ手、このと金を取り返したくなるところなんですが、伊藤叡王はそれを無視して8四桂と攻め合いに臨みまして、恐れずに攻めを選択できる読みの正確さ。伊藤叡王のスピード感覚というのが非常に勝利につながるような要点だった」
伊藤叡王は最後まで緩みのない正確無比な指し回しを見せ勝利。自身初の二冠となりました。
藤井七冠は去年6月の叡王戦に続き、伊藤叡王に敗れ、六冠に後退しました。
藤井七冠 「全体として終盤戦で競り負けるような形になってしまった。実力不足だったかなと感じている」
(「グッド!モーニング」2025年10月29日放送分より)









