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2025年12月7日 11:18
ひき逃げなどの容疑で34歳男を逮捕 「かすった程度で届ける必要ないと思った」

 事故を起こし相手の女性に大けがをさせたにもかかわらず、現場から逃走したとして、ひき逃げなどの疑いで30代の男が逮捕されました。

 過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは荒尾市の無職の34歳の男です。警察によると男は6日午後0時半過ぎ、荒尾市原万田の交差点を軽乗用車で右折しようとした際に対向車線を直進してきた原付バイクと衝突し、運転していた79歳の女性に右足首の骨折などの大けがをさせたにも関わらず、必要な救護措置などをとらず現場から逃走した疑いです。

 男は事故のおよそ1時間半後に「相手の人がどうなったかわからなかったので気になってきた」と出頭してきました。「かすった程度の事故であれば届け出る必要はないと思った」と容疑を一部否認しています。

 警察によると男の呼気からは基準値未満のアルコールが検出されたことから、飲酒運転の疑いも視野に調べを進めています。