高市早苗総理大臣が目指す予算の年度内成立まで残り10日を切りました。野党は暫定予算の編成に応じなければ参議院での審議を拒否する構えです。
■「魔法の杖でもないと」野党
高市総理 「なんとか来年度予算は早期に成立させていただきたい」
高市総理がこだわる、来年度予算案の年度内成立。参議院での審議が大詰めを迎えます。
立憲民主党 斎藤参院国対委員長 「魔法の杖でもない限り、現実的には年度内成立は難しいだろうと」
参議院では少数与党のため、予算案の成立には野党の協力が必要ですが…。
斎藤参院国対委員長 「暫定予算の編成、この方向性を明確にしていただくように今、申し入れをさせていただきました」
「暫定予算」とは、本予算が年度末までに成立しない場合に“つなぎ”となる一時的な予算のこと。年金や公務員の給与の支払いなど、必要最低限の経費を計上するのが基本です。
例えば、今回と同じように2月に総選挙が行われた1990年。年度末までに予算案が成立せず、4月1日以降、予算の空白が生じました。
「暫定予算」が成立したのは3日後の4月4日でした。
立憲民主党は政府が暫定予算の編成を表明しなければ、審議などに応じない可能性があると伝えています。
自民党 磯崎参院国対委員長 「こういう状況であるということについては、官邸のほうにもしっかり伝える必要があるなと」
■玉木氏「イラン対策も要求」
暫定予算の中身を巡っては、野党と財務省の間に認識の違いもあります。
国民民主党 玉木代表 「当面急ぐイラン情勢の変化に応じた対策を、暫定予算に盛り込むことを強く求めていきたいと思います」
一方、財務省は、当初予算に入っていないイラン情勢の対策費は法律上、暫定予算に入れることはできないといいます。
国民民主党 玉木代表 「与野党が合意しやすいものというのが暫定予算の趣旨だったと思います。最終的には与野党で合意できるかどうかというところが最後すべてだと」
(2026年3月23日放送分より)









