高騰しているマンション価格に変化の兆しです。東京・港区の部屋は2000万円の値下げに。その理由は。
■衝撃…「2000万円値下げ」も
東京・港区の中古マンション。
クラフトレジデンス 山口剛平社長 「山手線の駅から9分前後」
JR山手線の田町駅から徒歩10分圏内の好立地です。専有部分の面積は約70平米。
ウォークインクローゼットにつながる8畳の部屋と5畳の部屋がある2LDK。しかも、築年数がまだ10年も経っていないうえに…。
クラフトレジデンス 山口剛平社長 「食洗器とコンロを新品に交換している」
壁紙や水回りを中心にリノベーションも施されています。にもかかわらず最近、販売価格を大幅に引き下げたといいます。
クラフトレジデンス 山口剛平社長 「2000万円下がっている。1億5990万円まで値引き」
相場を見ながら売主と相談して決めるという販売価格。当初、5月に1億7990万円で売り出された部屋は、その後1000万円値下げ。さらに最近、追加で1000万円価格を下げることに。なぜ値下げしたのでしょうか。
クラフトレジデンス 山口剛平社長 「売れ残っている。足踏みしている」
背景の一つとみられるのが“金利のある世界”の到来です。
クラフトレジデンス 山口剛平社長 「極端に金利が上がって様子見しているような状態」
長期金利は3%超えで推移していて、「フラット35」の適用金利は過去最高の更新が続く状況で、今月の最低金利は先月の3.46%から3.83%に引き上げられました。
このひと月分の金利上昇分だけでも試算してもらうと…。
住宅ローンに詳しい住宅ジャーナリスト 山本久美子さん 「1億6000万円くらいのものを例えば自己資金を3割入れて1億1200万円をフラット35で借りたとすると、2万5000円弱の金額が毎月負担が増える形に」
将来的に1000万円を超えるような負担増。これが一時的に様子見の人を増やしているのは間違いなさそうです。
このままマンションの価格は下がるのでしょうか。
住宅ジャーナリスト 山本久美子さん 「マンションの価格が下がるよりも前に“金利は上がっていくだろう”。『価格が下がるのを待つ』と金利が上がって、より買いづらくなる。必ずしも金利が上がって買い手が減って(価格が)下がるとは言い切れない」









