来年のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）が地上波テレビで放送できなくなったことについて、民放連（日本民間放送連盟）の早河会長は放送も何らかの形で関わるべきだと述べました。

早河民放連会長 「子どもや、お年寄りがワンタッチで熱戦の模様を見られる機会がちょっと形が変わる。（有料サービスに）入会しないといけない。すべての人が情報にアクセスできるという見地に立つと、やっぱり放送も何らかの形で関わるべきではないか」

　来年のWBCは配信プラットフォーム大手のネットフリックスが独占配信権を取得し、地上波での放送は録画中継を含めて行わないとしています。

　これについて早河会長は「スポーツ放送権料は高騰しているが採算は度外視できない」「スポーツの裾野の広げていくため、地上波テレビで放送することは非常に重要だが、大変、難しい判断を迫られている」と述べました。