この衆議院選挙で政界を引退する議員の表明も相次いでいます。17日朝、菅義偉元総理大臣(77)が「後進に道を譲る」として引退する意向を明らかにしました。
■菅義偉元総理「後進に道を…」
菅元総理大臣 「私自身、不出馬を決めました」
政界に、一つの時代が幕を下ろします。
引退を表明した菅義偉元総理大臣。原点は徹底した「現場主義」と「改革への執念」でした。
小此木彦三郎衆院議員の秘書として政治の世界に入り、横浜市議を経て1996年47歳で衆院選に初当選。若くない政界入りでした。
第一次安倍政権では総務大臣。第二次安倍政権では歴代最長の7年8カ月にわたり官房長官を務めました。
元号発表でも注目を集め、「令和おじさん」として若い世代にも親しまれました。
2020年、安倍総理の辞任を受けて自民党総裁選に出馬。
「秋田の農家で育った私の中には、横浜市会議員時代も国会議員になってからも地方を大切にしたいという気持ちが脈々と流れております。活力ある地方をつくっていきたいとの思いを常に胸に抱きながら政策を実行してきております」
第99代内閣総理大臣に任命された菅氏。船出は新型コロナウイルスという国難の最中でした。
在任期間はおよそ1年でしたが、不妊治療の保険適用を実現し無償化への道筋をつけました。
安倍元総理が凶弾に倒れた際には、長年の盟友として「追悼の辞」を読み上げました。
「あらゆる苦楽を共にした7年8カ月、私は本当に幸せでした」
その後も副総裁などを務め、政界への影響力を保ってきましたが、17日朝…。
菅元総理大臣 「今回は喜寿を迎えるなかで後進に道を譲る」
■志位氏や遠藤氏も政界引退へ
自民党では、遠藤利明元総務会長も衆院選不出馬を表明しています。
さらに、歴代最長の23年にわたり共産党の委員長を務めた志位和夫議長(71)も不出馬を表明しました。
志位議長 「(今後も)党の活動のあらゆる分野で責任を果たす決意であります」









