緊迫する中東情勢の影響で、12日、石油元売りが卸売価格を26円引き上げ、レギュラーガソリンの価格が200円を超える場所も現れました。
■各地でガソリン値上げ
東京・世田谷区の環八通り沿いのガソリンスタンドでは、レギュラー1リットルが182円から188円ほどに。
全国でガソリンの値上げが相次ぎました。
北海道札幌市にあるガソリンスタンドは、午前7時45分に値上げすることを決定。ギリギリに駆け込む客が続出し、大混雑しました。
中和石油 小原隆宏取締役本部長 「きのうから駆け込みの客が多くて、たった今ガソリンが底をついた」
そして、看板の価格表示が変わってレギュラーガソリン価格が161円から189円に一気に値上げとなりました。
■48円上げて220円で販売も
東京・足立区にあるのガソリンスタンドではレギュラーガソリンが220円になっています。
ガソリン価格が書かれていたのは価格表示のプレートではなく、手書きの紙です。その理由は?
田中商事 三枝直樹店長 「看板も、ここ(百の位)はもう100円対応しかしていなかった。(ガソリン価格が)こういう数字になると思ってなかったので、急きょ慌てて作った」
こちらのガソリンスタンドでは11日午後1時までは、172円でしたが220円に。一気に48円という異例の値上げに踏み切りました。
「上げ幅は48円なのですけど、(仕入れ値が)56円以上に上がってきちゃっているので、もう非常にやりづらい状況です」
価格を伝えると、給油をやめる客も。
店員 「(お客さんから)価格が高くて他に行きますとのことで」
これまでと比べ、どれくらい負担が増えるのでしょうか。
40リットル給油すると172円なら6880円のところが、220円であれば8800円に。その差は1920円です。特に車が生活の足として欠かせない地方では大きな痛手です。
■ガソリン補助金の財源は?
高市早苗総理大臣 「ガソリンは1リットル約170円を超えないように、軽油は1リットル約158円を超えないように、重油は1リットル105円を超えないように早速始めさせていただきます。軽油、重油、灯油まで入れても、これは今年度は十分に対応できる」
ガソリン補助金の財源については、燃料価格対策の基金約2800億円を充てると説明しています。
(2026年3月13日放送分より)









