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2026年3月15日 23:30
栗山英樹氏「野球の神様はまだ彼に納得していない」WBC大谷同点弾も侍J連覇ならず
栗山英樹氏「野球の神様はまだ彼に納得していない」WBC大谷同点弾も侍J連覇ならず
栗山英樹氏「野球の神様はまだ彼に納得していない」WBC大谷同点弾も侍J連覇ならず

3月15日(日本時間)、WBC準々決勝でベネズエラと対戦した侍ジャパン。両チーム合わせて5本のホームランが飛び出す、逆転に次ぐ逆転の目まぐるしい攻防となりましたが、最後は大谷選手が遊飛に倒れ、5対8で敗れました。

■侍ジャパンWBC連覇ならず 激闘終え…大谷「必ず次がある」

激闘を終えた井端監督は… (井端弘和監督)「(ベネズエラは)力のあるチームですし、最後まで気を抜かないようにやっていました。非常に強かったなと思います。出したピッチャーは自信をもって出しましたし、結果がそういうふうになっただけで、投げたピッチャーはよくやってくれたと思います」

(小松靖記者)「鈴木誠也選手です。やや足をかばいながらの歩き方が心配です」 (鈴木誠也選手)「最後の最後でチームに迷惑をかけてしまって、申し訳ないなという気持ちでいましたけども、周りの選手がカバーしてくれて…。結果、負けてしまいましたけど、相手も強かったですし、すごく悔しい気持ちは残りましたけど、また次、リベンジできるようにやっていきたいなと思います」

(山本由伸投手)「本当に悔しいですね。心から。(ベネズエラの)序盤の勢いは試合の後半にも響かせてしまったなと思います」

(大谷翔平選手)「本当に悔しいですね。惜しいゲーム、勝てる要素の多いゲームだったと思うので、全部が押し切られたというわけではないですし、勝てる要素っていうのはあったんじゃないかなとは思っています」 「若い選手たちの中で、投打ともに、レベルが上がってきているなという印象は毎年受けるので、今後が楽しみな選手たちが多いと思います。また新しく入る選手も含めて、球界がもっとレベルが上がってくれれば、それはもう嬉しいかなと思います」 「みんな優勝だけを目指して頑張っていましたし、監督もスタッフも、裏方の人たちもそこを目指していたと思うので、こういう形で終わってしまって非常に残念ですけど、必ず次があるので、そこに向けてまた頑張りたいなと思います」

■栗山前監督 WBC激闘を総括「大谷翔平に残した宿題」

WBCでは初めてとなる準々決勝敗退に終わった侍ジャパン。今回の結果について、前監督の栗山英樹さんは、

(前監督 栗山英樹氏)「試合としては本当に素晴らしい野球をやってくれたという感謝が一つ、日本サイドから見るとどういう野球であったとしてもやっぱり勝たせてあげたかったなと、選手もそうだと思いますけど、本当に悔しいなという試合だと思います」 「まさかベネズエラがああいう感じで来るというのは、ちょっと意外なほど一生懸命だったので、日本もがむしゃらなんですけど、(ベネズエラが)日本を上において、みんなが必死になってぶつかっていく。そういうものが今日に関しては形になっていった感じがします」

一方、この大舞台で結果を残したのが阪神勢、佐藤と森下の2人。 (前監督 栗山英樹氏)「このWBCというのは、次につながっていかなければいけない。そういう意味では、佐藤輝明選手の難しいところのタイムリーとか、森下翔太選手のホームラン、本当に勝負強さ含めて、これから日本を引っ張っていってくれるのかなというふうに思いました」

Q.佐藤選手と森下選手について (大谷翔平選手)「本当に2人とも素晴らしい打席だった。誠也がああいう形で退いた後で(途中出場の森下は)難しかったと思いますけど、しっかりとその代役を務めあげていたんじゃないかと思います」

大谷選手もこう称賛する森下本人は… (森下翔太選手)「自分なりの100%を出そうとした結果がすごくいい形につながったので、そういう意味では、最後の最後で打点につながったかなと思います。また次の機会にしっかり活かせるように、自分の中でも、もっとレベルアップしてきたい」

今大会は前回大会に比べて、どのチームにもメジャーリーガーが多く名を連ねました。 (前監督 栗山英樹氏)「野手に関してはかなりみんなが出てくれるようになった。大会としては本当の意味で成熟し始めた。さらにこれが本当の意味での世界一決定戦となるような大会に成熟していってほしいなと、(メジャーリーガーが増えた理由)ある意味「大谷翔平」の活躍も僕はあると思います」

メジャーのトップ選手、「大谷翔平」の存在。それが各チームの熱を増し、スター選手の出場につながっているといいます。 (前監督 栗山英樹氏)「世界中の人に大谷翔平だなと示した大会だったなと思います。バッター大谷翔平がチームの一員として全員を勝たせてあげるという意識があった大会で、色んな部分で引っ張っていました。その分だけ悔しいんじゃないかなと思いますね」

大谷自身も悔しさをにじませていました。 (大谷翔平選手)「本当に悔しいの一言というか、必ず代表っていうのもこの先もありますし、まだまだみんな若い選手が多いので、次のチャンスは必ずあるんじゃないかなとは思いますし、そこに向けてまたみんなで頑張りたい」

そして栗山さんは、大谷の最後の打席に、未来を見据えていました。 (前監督 栗山英樹氏)「最後、大谷翔平で終わりましたけど、やっぱり物語が続くなと、これがどのような物語につながっていくのか、前回の終わり方もそうですけど、大谷翔平選手に宿題を残すっていう野球の神様はまだまだ、彼に納得していないんだなと思いましたけど、それが大谷翔平という選手の歩みなんだなと思いました」

3月15日『有働Times』より