
生物多様性の回復へ熊本市で国際会議が開幕 高円宮妃久子さまがスピーチ
2026年7月14日
生物多様性の回復を目指す国際会議が14日、熊本市で開幕しました。
熊本市中央区の熊本城ホールで始まった「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」。27国・地域から3000人以上が参加する国際会議です。
人の営みによって、生物の絶滅が加速するなど多様な生物のつながりが失われつつあるなか、自然を守るだけでなく、回復へ転じさせることを目的としていて、国内で開催されるのは初めてです。

出席された高円宮妃久子さまは英語で「人類は自然と切り離すことはできない。気候変動のスピードを遅らせなければならない」などと述べられました。

14日は、子どもたちが自然の大切さを学ぶ場面も。熊本市の慶徳小学校の児童は、環境省の職員から生態系に影響を与える外来生物の存在などを教わり、久子さまは、その様子を見て回られました。
児童
「(久子さまは)とてもやさしい方だと思ったし、身近な先生とかと同じように接して下さる方だと感じました」

大西市長
「熊本がこれまで培ってきた地下水や自然環境をいかに守って行くのかだけでなく、経済活動との両立が世界的に課題になっている。まさに熊本から世界につながる大きなきっかけになるサミットになった」
会議は15日まで開催されます。

約90社が最新の技術や事例を紹介する展示イベントが同時開催されています。
イオングループのブースで紹介されていたのは、生き物の写真を撮ってアプリと連携するとその名前や生態についてAIが教えてくれる技術です。

1万人以上が利用していて、蓄積された情報は自治体などと共有され自然を守る取り組みに活用されているということです。