
26日、開幕を迎える熊本ヴォルターズ。今シーズン「B.ONE」の南地区に所属し、初代王者を目指します。
今年はどんなチームなのか、ヴォルターズの戦力を徹底分析します。
開幕まで約1週間と迫った日、熊本市のVOLTERS GXでは、連携の確認を行っていました。

(遠山ヘッドコーチ)
「明らかに、去年、おととしよりも、この時期いい雰囲気で、スタートすることができていると思います」
ヴォルターズで4シーズン目の指揮を執る遠山ヘッドコーチが手ごたえを感じている今シーズンのチーム。
8人が残留し、昨シーズンB2優勝を果たした神戸から笹倉怜寿選手、B1でもプレー経験のあるジャスティン・マッツ選手など、5人の選手が新たに加入。B.ONE初代王者を目指します。

石川海斗選手は、昨シーズン1試合平均6.1アシストで、5年ぶり3回目となるアシスト王に輝きました。
先日行われたB.PREMIER・東京サンロッカーズとのプレシーズンマッチでも、6アシスト、16得点と今シーズンも司令塔としてチームをけん引します。
過去に、リーグ優勝経験もある石川は、それぞれが自分の役割に徹することが勝つために必要だといいます。

(石川選手)
「優勝するために、自己犠牲を払わないといけない。全員がエースになることはできないし、全員がたくさん点をとることはできないので。勝てるチームにするために、自分がやるべきことはやっていかないといけないかなと思っています」
昨シーズンは日本人エースとして活躍が期待された山本翔太。序盤こそ活躍を見せましたが、シーズン終盤に大けがをし、プレーオフにも出場することができませんでした。その悔しさを胸に、今シーズンは怪我無く完走し、頂点だけを見据えます。

(山本選手)
「昨シーズン途中で抜けてしまって、たくさんチームにもブースターのみなさんにも迷惑かけてしまったので、本当にすごく気合が入っているので。熊本の人たちの分まで一生懸命戦って、今シーズン優勝というプレゼントを届けられるように頑張っていきたいです」
東京サンロッカーズや、台湾とのプレシーズンマッチでは、いずれもチーム最多得点をあげるなど、開幕に向け状態は上がっています。
そして、注目は、5シーズンぶりにヴォルターズに復帰した、LJ・ピーク選手です。前回在籍していた時には、B2得点王に輝きました。

(LJピーク選手)
「この5年でたくさん変わっている部分もありますけど、いい方向に変わっているのではと思います。ファンのみなさんからエネルギーをもらえるし、今年はチームとファンで素晴らしい1年になると思います」
インサイド、アウトサイド、どこからでも得点をあげることができます。昨シーズンはB3立川に所属し、プレーオフで1試合平均26.5得点をあげ、リーグ初制覇にも貢献。プレーオフMVPに選ばれました。圧倒的な得点力は健在です。
5年前から成長したところは…
(LJピーク選手)
「自分はオールラウンドプレーヤーで、全体的によくなっています。その中で、よりたくさん経験を積んできたので、リーダーシップをとるようになってきました。(目標は)チャンピオンシップで優勝することです」
進化した点取り屋が大暴れを誓います。

10年前の地震では、ホームアリーナ・益城町総合体育館の天井が崩落するなど、大きな被害を受け、チームも一時、存続危機に陥りましたが、それでも立ち上がってきました。
そして、再び襲った7月の地震。
今シーズンのスローガンは「BE THE ONE KUMAMOTO たちあがれっど」困難から立ち上がるという思いが込められてます。

熊本とともに。選手やスタッフも積極的に被災地を訪れ、支援活動を続けてきました。
スポーツの力で熊本にエネルギーを。その象徴となるべく全力を尽くします。

(遠山HC)
「目標はもちろん優勝することですけど、1番は7月の震災でたくさんの被害が熊本にあったので、どうにかバスケットの力で、熊本のみなさんに元気を与えたいのが大きな目的です」
(磯野主将)
「開幕からしっかり自分たちが勝ちを積み重ねていけるように、目の前の1戦1戦をしっかり戦っていって、最後しっかり優勝できるように戦っていければと思います」
開幕戦は26日、ホームの県立総合体育館で、昨シーズンB3だった香川と対戦します。













