サイレンの音に驚いて逃げる1頭のヒグマ。現場はサケの養殖施設近くで、100メートルほど先には住宅が。冬眠に向け、クマの行動が活発になる秋。高校生たちも立ち上がりました。
■緊急銃猟の手順を確認
岩手では11年ぶりに、山形では8年ぶりに、今年はクマの主食であるブナの実が東北3県で豊作です。これからの時期、冬眠に備えるため餌(えさ)を求めて活発に動くクマ。ブナなどが豊作の年は、人里への出没が少なくなる傾向にあるといいますが…。
岩手県 「人里に餌があることを覚えたクマが出没する可能性が高い」
近年、クマは人の生活圏に頻繁に姿を見せるようになり、東北各県は引き続き警戒の徹底を呼びかけています。
新潟県柏崎市では、市の職員や警察、猟友会などが参加し、緊急銃猟の訓練が行われました。
柏崎市 環境課 重野圭吾課長 「実際に捕獲する者と本部との連絡が、スムーズにできるように、検討を進めたい」
訓練では、建物にクマが侵入した事態を想定。現場と市役所をオンラインでつなぎながら、緊急銃猟の手順を確認しました。
■撃退ロボ 5カ月かけ完成
岩手県では7日、人とクマの生活圏を分けるための整備が行われました。草木を取り除き、見通しを良くすることで、クマが人里に下りてきにくくなり、また近くに現れた場合に発見しやすくなる効果があるといいます。
さらに、こんな試みも。学校の敷地内にまで現れたクマを撃退するために、農業高校の生徒6人が作ったロボットです。
5カ月かけて完成させた試作品は、中国製の四足歩行ロボットを改良し、最大110デシベル、自動車のクラクションほどの音が出るスピーカーを搭載しています。さらに、ノズルからはクマが嫌がるトウガラシ成分入りの催涙スプレーを噴射。
加美農業高校 伊藤大治郎さん 「企業さんとかと連携して、農家の方が簡単に使えるようなものになったらいいなと思っております」
(「グッド!モーニング」2026年10月11日放送分より)









