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2025年11月18日 14:28
あくまで178万目指す 国民玉木代表「交渉簡単ではない」 年収の壁巡り
あくまで178万目指す 国民玉木代表「交渉簡単ではない」 年収の壁巡り
国民民主党の玉木代表はいわゆる「103万の壁」について、所得制限なく「178万円」を目指して引き上げることを政府・与党に求めると改めて強調しました。
国民 玉木代表 「178万を目指して所得制限なくやっていくということが、私たちの目指す方向性だということは変わっていません。今の政府の答弁、与党の言いぶりを聞いているとかなり難しそうな、簡単ではないという印象を受けています」
「103万の壁」について、政府・与党は物価上昇率に合わせて引き上げるとしていますが、玉木代表は働き控えを解消するには「最低賃金の上昇率を勘案する必要がある」と強調しました。
年収の壁を巡っては、2024年度の税制改正で年収200万円以下を対象に所得税の非課税枠を103万から160万に引き上げたものの、年収850万以下までは段階的に所得制限がかかるため控除額が減少する制度となっています。
玉木代表は所得制限の撤廃を絶対条件とする方針は変わらないと強調し、今後の交渉を通じて政府・与党が年末に取りまとめる予定の税制改正大綱への反映を目指す方針です。
そのうえで、自民党との連携については「実現の程度に応じて協力の度合いを見定める」と述べました。









