
県民が選ぶ熊本最強のラーメンが決定!「熊本ラーメン総選挙2025」のランキングが10月22日に発表されました。
今年で3年目を迎えた「熊本ラーメン総選挙」。熊本県に店舗があるラーメン店を対象に、熊本県民のインターネット投票でランキングを決定します。
2025年は5店舗が初のランクイン

2025年のランキングには、5店舗が初めてランクインしました。
14位の「博多らーめんうしじま」(熊本市東区)。豚足をメインに使って、強火力で2日間煮込んだこってりスープは、コラーゲンたっぷり!こだわりの極細麺がうまく絡みます。また、鶏ガラスープの塩ラーメンに梅干しを添えた『梅塩らーめん』も、病みつきの味と評判です。

10位にランクインした「双頭龍」(熊本市北区)は、今年6月にオープンしたばかりですが、噂を呼び、早くも行列店に。番組では、おすすめメニューを宮川大輔さんが試食しました。
「えっ!チャーシューもネギも何にもないの?」

宮川さんが驚いた『特濃』は、スープと麺だけの“素ラーメン”。継ぎ足してつてくる呼び戻しのスープが特徴で、トロトロ濃厚スープです。
「うんまっ!特濃といっても、脂がまとわりつくようなことはないです。絶妙!芸術ですよ」と大絶賛。
店主の渡邊雅宏さんは「ネギもチャーシューも、味変の一つと考えた」と話します。まずは素ラーメン、そして、トッピングを加えてみたりと、いろんな楽しみ方ができます。
8位には「麺屋 宗運」(熊本市東区)。以前、熊本市中心部で営業していましたが、コロナ禍をきっかけに2020年に移転しました。
このコロナ禍に改良を重ね生まれたのが“泡系ラーメン”の『濃厚豚骨』。ふわふわクリーミーなスープが特徴です。

番組で訪れた飯尾和樹さん(ずん)は、スープを口に運んで「エアー!ちゃんとコクとうまみがある。麺がスープを全部連れてきてくれる!」と驚きの表情。
20時間炊いた豚骨スープを泡立てて作るスープは、こってり&優しい口当たりです。
しっとりのレアチャーシューを使った丼も人気だそうです。
熾烈な上位争い
2023年は5位、2024年は3位とランキングを上げてきた「北熊総本店」(熊本市北区)が2位にランクイン。創業40年、とんこつ文化が根付く熊本で、鶏ガラと野菜を煮込んだスープで勝負してきました。豚のすね肉や野菜を煮込んだ秘伝の「ルー」を加えたラーメンは、唯一無二の味です。

最近では、海外からの観光客もよく来店するそうで、この日も、オーストラリアから訪れた男性が「Very good!おいしい」と太鼓判。
しかし、ランキング2位の結果に「悔しいです。まだまだか…」と吉田健太代表。「来年こそ1位とれるように、一杯一杯を大事に作っていきます」とさらなる挑戦を誓っています。
初の連覇達成!濃厚こってりラーメン
「思いっきり、こってり!」「血液がコレになっちゃう!」
常連客がそう語るのは「熊本ラーメン総選挙2025」ランキング1位に輝いた「火の国文龍」(熊本市東区)。雨の日も、オープン前から長蛇の列ができる人気ぶりです。

頭骨や足骨など1日に使う豚骨の量は500㎏。高火力で炊いて、雑味を旨味に変えているという超濃厚スープを覆う雪化粧のような背脂。自家製の多加水麺がよく絡みます。
また、乾燥ニンニクと醤油を漬け込み、生にんにくを加えた「ニンニク醤油」の味変アイテムも人気です。
店主の金沢季弘さんによると「濃度だけでなく、甘みも出せるように。ギトギトした濃厚さではなく、食べやすい濃厚さ」を目指しているとのこと。「熊本ラーメン総選挙」初の連覇達成となりました。
熊本ではバラエティ豊かなラーメンが味わえます。みなさんは、どの一杯が好みですか?
(「熊本ラーメン総選挙2025」11月30日までTVer配信)














