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2025年11月6日 11:50
和食一筋36年 熟練の技が生み出す絶品天ぷら「天ぷら炭火焼き 蒼天」

 合志市合生の「天ぷら炭火焼き 蒼天」は、2025年4月にオープンした和食店です。落ち着いた雰囲気の店内には、テーブル席が大人数でも十分に座れるスペースがあり、特に目を引くのはカウンター席。イチョウの木の一枚板を使った重厚なカウンターは、落ち着いて食事を楽しみたい方におすすめです。

「美味しいものを、お腹いっぱい召し上がっていただきたい」

  店主の本多康弘さんは和食一筋36年のキャリアを持つ実力派。東京の赤坂や目黒などで修行を積み、15年前に熊本に来て、ホテルの総料理長を務めた後、今年4月に独立して自分の店を持ちました。

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「料理人としてのモットーは?」との問いに、「ご来店していただいたお客様に、美味しいものを、お腹いっぱい召し上がって帰っていただきたい」と語ります。

  店名の「蒼天」には、ある思いが込められています。「人生ずっと苦労しっぱなしだったので、やっと晴れ間に上がったかなっていう感じで」と本多さん。長年の夢だった独立への思いと、これからの希望が込められた店名です。

自家製ブレンド油でカリッと揚げる極上の天ぷら

 蒼天のおすすめランチは「天ぷら御膳」。エビ、キス、季節の野菜が盛りだくさん。いつまでもカリカリの食感が楽しめる衣には秘密があります。

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 「天ぷらの粉も自分でブレンドして、カリッと上がるように米油をベースにして、あとは独自に他の油をちょっとブレンドして、いろいろと試行錯誤しながら作りました」

  もう一品は海鮮丼。マグロ、サーモン、タイやカンパチなど、どんぶりからはみ出すほどの季節の魚がのっています。中央には、旬のサンマが存在感を放っています。

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地域に根ざした憩いの場に

 「子どもたちが、地域で育ててもらったということもあり、地元には、飲食店が元々なかったので、皆さんが集まれるような地域に根付いたお店を作っていきたい」と話す本多さん。

  単に美味しい料理を提供するだけでなく、地域の人々が集まる場所としての役割も担いたいという思いが伝わります。

 長年の経験を活かした料理と、地域への恩返しの気持ちが込められた「天ぷら炭火焼き 蒼天」。本多さんの創意工夫が光る一品を、味わってみてはいかがでしょうか。

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(「ランチにtouch」9月25日放送)

店名 天ぷら炭火焼き 蒼天
住所 合志市合生4037-1
電話番号 096-201-7755
定休日 水曜日

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