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2026年1月5日 18:52
不登校生らを支援するフリースクール 職員が集団退職…今後の運営は?

 不登校の子どもを支援するフリースクールの職員が集団退職し、事実上の機能停止状態となっています。

井上聖貴アナウンサー
「ピーク時は200人近くの子どもが利用していたフリースクール、熊本学習支援センターですが、運営の継続が困難な状況に陥っていることがわかりました」

 不登校などの児童や生徒をサポートする熊本学習支援センターは民間の事業団が運営するもので、関係者によると、運営面を担当していた職員8人うち、7人が12月26日に退職届を提出しました。

 熊本労働基準監督署から是正勧告を受けた労働環境の悪化などが理由で、1月15日付で全員が退職する予定だということです。

 事業団では、熊本市から委託を受け、去年6月から子どもたちの食事や学習をサポートする事業に取り組んでいますが、市は集団退職の事態を把握していて「契約を解除する可能性もあるため、早急に詳細を確認する」としています。

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井上聖貴アナウンサー
「熊本市東区の健軍商店街です。このビルの2階にあった熊本学習支援センター健軍校は去年7月に閉鎖されたということです」

 資金面などを理由に、去年6校を閉鎖。一時13校あった拠点は現在、熊本市に2校、天草市に1校となっています。

 関係者によると、昨年度はおよそ1870万円の赤字で、急速な事業拡大なども要因の1つということです。

 現在、小学生から高校生までのおよそ100人が利用していて、今後の運営について事業団の仙波達哉代表理事は「子どもたち学習支援は非常勤の職員などで対応する」とし、「3月までに職員を補充してフリースクール事業を継続したい」としています。

 熊本市教育員会は、熊本市内に20近くのフリースクールを「選択肢の1つにしてもらいたい」としています。

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