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2026年2月20日 19:55
阿蘇ヘリ大破事故から1カ月 別の遊覧ヘリ運航会社の対応は…

 阿蘇の事故から20日で1カ月。火口周辺で遊覧ヘリを運航するもう一つの会社を取材しました。

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 ガレージにとめられていた機体。阿蘇の雄大な自然を上空から眺める遊覧飛行のヘリコプターです。

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 中岳の事故が起きてからこの1カ月は運航していません。

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レジャークリエイトHD航空事業部
「万が一にも、捜索のヘリやドローンの邪魔をするっていうことは慎まなければいけないので、現状自粛しています」

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 1月20日に事故が起きた阿蘇中岳の火口周辺エリアで、遊覧ヘリを運航していた会社は2社あります。

 1社は事故を起こした岡山県に本社がある「匠航空」もう1社が今回取材した宮崎県に本社を置く「レジャークリエイトホールディングス」です。

 レジャークリエイトホールディングスは本社がある宮崎県で遊覧ヘリを運航してきましたが、インバウンド需要の増加を見込み、去年3月に阿蘇での運航を始めました。

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 運航開始から9カ月で2000人ほどが利用し、軌道に乗ってきたところでしたが、事故による捜索や、事故機の引き上げ作業などの妨げとならないようにと考え、現在は運航を自粛しています。

 他社で起きた事故ではありましたが、改めて自社の安全基準を再確認したそうです。

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 遊覧ヘリを運航するには国の認可が必要です。そして、国が定める航空法に加え、事業会社ごとに使用する機体や、地域の天候の特性などを加味した安全基準を設定して運航します。

 阿蘇では特有の地形などの影響があるため、特に厳しい基準が必要だとします。

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レジャークリエイトHD航空事業部
「特に阿蘇については山岳地というところで、山岳波って呼ばれる気流が乱れやすい、乱れた気流が起こりやすい場所でもありますし、あとは雲とかも急変しやすい特性がありますので、ほかの地域でやる遊覧飛行に比べてより厳しく設定しています」

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 レジャークリエイトホールディングスでは、気流の乱れがあることを踏まえ、中岳上空では厳しい風速の飛行判断基準を設け、噴煙の影響を受けないよう風上を飛び、安全な高度を保って飛行するよう基準を設定。これまでに事故やインシデントは起こしていないということです。

レジャークリエイトHD航空事業部
「安全は何よりも優先されることだと思いますので、今後も真面目に愚直に継続していきたいと思う」

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 パイロット・乗客の3人を乗せた、匠航空が運航する機体が大破した状態で火口で見つかって1カ月、現場は火山ガスが噴出し、急斜面で地盤も軟弱で活動が難航するなか、消防がドローンによる映像などをもとに「3人の生存している可能性は極めて低い」と発表しています。

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 機体の引き上げなどは二次災害に注意する必要があり、時間を要する見通しです。

 事故機が、当日どのように運航されていたのかなどは、国の事故調査官が調査中で、その進展も待たれます。

 20日、阿蘇火山防災会議協議会の会長を務める松嶋和子阿蘇市長は

阿蘇火山防災協議会・松嶋和子阿蘇市長
「搭乗者ご家族のお気持ちへの配慮を最優先とする考えは変わっておりません。過酷な条件下にはありますけれども、二次災害を回避しながら搭乗者の方々がご家族のもとへ戻られるよう、最善を尽くしてまいりたいと思います」

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 18日の関係者による会議では、現地での活動が続く間は火口の見学エリアを引き続き閉鎖する方針が示されました。

 日ごろは観光客で賑わう阿蘇山上ターミナル。中華圏の旧正月春節を迎え観光客が増える時期ですが通常時の平日よりも少なくなっています。

 事故への対応が長期化する中、さまざまな影響も出ています。 

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