
阿蘇ヘリ事故「数カ月単位で…」救助活動長期化か 接近方法の検討続く
2026年1月26日
熊本県の阿蘇中岳の火口で大破したヘリコプターが見つかった事故から27日で1週間です。救助活動の長期化が予想される中、周辺の観光にも影響が出始めています。
20日、遊覧飛行中のヘリが消息を絶ち阿蘇中岳の火口内で見つかった事故で、乗っていた3人の安否は分かっていません。27日も、朝から消防と警察が現地調査を行いました。
警察と消防によると、現場付近の火山ガスの状況や地形などの把握が難しく、救助活動の期間は数カ月に及ぶ可能性があります。

救助隊が現場に近づくため検討されているルートは3つ。このうち、火口のふちを移動するルートの足場は場所によっては、1人がやっと通ることができるほどの幅しかなく、強風の影響を受けやすい状況です。

東西から車両などで近づく2つのルートでは、それぞれ、整備されておらず、崩れやすい急斜面を登る必要があり、安全に現場に接近するための手法の検討が進められています。
春先になると雪が溶けるなどして、道路や足場の状況がより悪くなり、活動がさらに困難になる可能性も指摘されています。

事故から1週間、周辺の観光には影響が出ています。
産交バス阿蘇山上ターミナル所長
「毎日シャトルバスでたくさんの方がいらっしゃっていたんですけど、困惑している」
救助活動のため、火口見学エリアが閉鎖されたことで、団体客のキャンセルが出始めているといいます。
2月には中国の旧正月「春節」を控え、影響が広がる可能性が懸念されています。