
遊覧飛行中のヘリが消息を絶ち、阿蘇中岳の火口内で機体が見つかってから3日。

台湾から訪れ、ヘリに搭乗していた36歳の女性と、41歳の男性、64歳の男性パイロットの救助には至っておらず、安否はまだ確認されていません。

23日8時半ごろ、運輸安全委員会の事故調査官2人が、阿蘇市にある墜落したヘリの運航会社「匠航空」の事務所に調査に入り、22日に続いて、職員への聞き取り調査を実施。
午前10時からは、警察、消防、自衛隊事故調査官らが、阿蘇市の消防本部に集まり、救助方法などについて協議しました。
飯法師正巳消防長
「事故発生より3日間、関係機関と協力し協議を重ねて活動していますが、事故機のポイントへのアクセスすらできていない状況」
検討しているという救助方法のシミュレーションについては。
「現場に似た地形や状況を作り出して、どういったアプローチをするのか、事前に訓練する考えはある。隊員の投入に向けた訓練の日程などは決まっていない」

当面の間、二次災害を防止しつつ、現場周辺の状況確認を続けるとしています。

こちらは23日、熊本県警が公開した映像で、火口の淵とみられる地層の表面は、手でなでるだけでぽろぽろと崩れ落ちます。

また、こちらは2023年に撮影された映像です。
見学エリアから反対側に見えるのが、ヘリが墜落した北東側の火口壁で、急斜面であることも救助の難しさにつながっています。
墜落したヘリは、現在火口の淵から、50~60メートルほど下にあると見られています。
金子恭之国土交通大臣は、今回の事故について
金子国交大臣
「国土交通省としては同社(匠航空)に対し、運輸安全委員会の調査の進捗に応じた、必要な措置を講じるとともに、その進捗を待たずして、想定される原因を考慮して、当面の再発防止策を検討するよう、1月22日に指示したところであります」
他の運航会社にも影響が出ています。
インバウンド客による需要の増加を見込み、去年3月に参入した会社は、今回の事故を受け、運航を自粛しています。













