後向きに硬貨を投げ入れると、“ローマを再び訪れることができる”との言い伝えが有名な「トレビの泉」。

　ローマ市は19日、「トレビの泉」の周辺に立ち入る観光客に対し、来年2月から2ユーロ、日本円でおよそ370円の入場料を徴収すると発表しました。

「料金が維持管理に使われるのであれば、いいと思う」

　賛成の声がある一方で…。

「ローマの街の一部でしょ。観光客がそれにお金を払うべきだとは思わない」 「前回、泉に硬貨を入れたから、私たちはここに戻って来られた。そこに入場料をかけるのは間違い」

　トレビの泉周辺は、世界中から押し寄せる観光客で慢性的に混雑しており、今回の措置はオーバーツーリズムへの対策の一環になります。

（「グッド！モーニング」2025年12月21日放送分より）