
熊本県内45市町村を訪ねるKABくまもとLive touchの「くまもとまちLOVE」。嘉島町のユニークなスポットを訪ねました。
“熊本の美味しい”をジャムに
嘉島町の閑静な住宅街に、御船町から11月に移転オープンしたカフェ・コンフィチュール。フランス語で「コンフィチュール」、英語で「ジャム」と呼ばれる果実の甘い誘惑が詰まった専門店です。

店主の藤﨑さんは「お料理やジャム作りが大好きで、季節に取れるイチゴのジャムを炊いてたら、娘からマーマレードが好きなの、って言われたのがきっかけ。“熊本の美味しい”をみんなにわかって欲しいと思って」と語ります。

熊本の食材を中心に作るコンフィチュールは常時20種類以上。食材を組み合わせたものや、季節限定の商品もあるため、年間を通すと120種類以上になるといいます。
純白のコンフィチュールはコロナ禍に免疫力アップを考えて作った一品。通潤酒造の大吟醸の酒粕を使い、生姜シロップを練り込んであるそうです。

店内で試食もできます。人気ナンバーワンのイチゴとフランボワーズのコンフィチュールは「フルーツ本来のイチゴの甘さとフランボワーズのどっしりとした重みのある酸味、甘みが大人のイチゴジャムって感じ」とリポーターのよしえさんも大絶賛です。
今の時期におすすめのラフランスのコンフィチュールは、果肉感も感じられる上品な甘さが特徴です。
藤﨑さんは「フルーツってずっと食べられない、2週間しかないとか。それをちょっとでも長くするために、ジャムとしてだったら食べられるよ」という思いを込めていると話します。

店内ではこだわりのコンフィチュールを使ったパフェも楽しむことができます。
子どもたちに人気!駄菓子店の人気メニュー
続いて訪れたのは「Gejicandle(ゲジキャンドル)」。店内には、駄菓子が並んでいますが、それだけではありません。

「駄菓子とパリパリのクレープと塩パンを売ってる」というGejicandle。近くに小学校があることもあり、学校終わりの夕方が最もにぎわう時間だといいます。
店主の源島さんは「自分の小さい時って、友達と一緒に駄菓子屋さん行ったりとか、いろいろ覚えたのもあって、そういうお店あったら、絶対いいかなって思った」と話します。

常連の子どもたちのなかには、週に2〜3回来店するほどの熱心なファンも。「クレープがパリパリでおいしい」大人も「食べ物がおいしくて。安心して来られる」と評判です。

人気メニューの「パリパリのクレープ」は、名前の通りサクサクの食感が特徴です。

シュガーバターのクレープを味わったよしえさんは「バターのコクとシュガーの甘み。シンプルだけどおいしいです。サクサクの食感がたまりませんね」と話します。

他にも、バナナとチョコがたっぷり入った「クリームチョコバナナ」もおすすめメニューの一つ。 さらに、塩パンも名物で、プレーン・チョコ・ウィンナーチーズの3種類の味が楽しめます。
源島さんは、「子どもたちが楽しんできてくれて、私も仲良くなることができてやってよかった。『なんかこの味懐かしい』って言ってきてくれるのが、これから楽しみです」と将来への期待を語ってくれました。
(「くまもとまちLOVE」12月3日放送)














