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2025年12月6日 11:50
車の販売店、工務店の敷地で…パン店、キッチンカーを始めた理由

 他業種からの飲食関連に参入する事例が増えています。熊本県益城町の2つのスポットを訪ねました。

自動車販売店の隣で念願の…

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 益城町寺迫にある「ましきのパンや トレゾール」。自動車販売店の隣に2021年にオープンしました。

 もともと自動車販売店を経営している德丸賢二さんは「食べ物が好きで、なかでもパンが好き。食べ物に関わることをやりたかった」と話します。

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 しかし、パン作りは未経験。妻の千津子さんが修業に入り、今では、パン作り歴20年の職人と一緒にパンを作っているそうです。夫の賢二さんは、パンのアイデアを提案したり、具材の調理などを担当しているそう。

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 店頭に並ぶパンは50種類から60種類。三角形の「おにぎりパン」は、中に、きんぴらごぼうや高菜とハム、キャベツと若鶏の柚子コショウなどの具材が入っています。7種類の中から一番人気の「きんぴらごぼう」を選んだリポーターのそりさんは「ごぼうのシャキシャキとパンのもっちり、この食感の違いがとてもいい」と大満足でした。

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 食べたいハンバーガーを形にしたという「俺のハンバーガー」。賢二さんが作るパテとレタスや、ベーコン、チーズなどをソフトフランス生地の食べごたえのあるバンズで挟んだボリューム満点のバーガーです。

工務店に飲食部門⁉

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 つづいて訪れたのは益城町赤井。工務店の敷地内に今年3月オープンした「ますキッチン」です。

 工務店の飲食部門としてキッチンカーの「ますキッチン」を運営しています。

 ますキッチンの有田成美さんは「お客様目線に立つと、工務店に依頼に行くのはハードルが高い。キッチンカーがあることで、気軽に立ち寄れるきっかけが作れたり、仕事の依頼が増えたりと、交流が増えたらいいなという思いで始めた」と語ります。

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 フードボウル(丼)やドリンク、焼き菓子など多彩なメニューがあります。人気なのは、ガーリックライムチキンのフードボウル。黒コショウや鷹の爪、ニンニクスライスなどを使った唐揚げがのった丼で、スパイシーな味わいです。

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 手作りのシロップを使ったオリジナルのレモネードもおすすめです。

 有田さんは「地域の方々だけでなく、いろんな方に気軽に立ち寄ってもらえる場所にしていきたい」と語っています。

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(「くまもとまちLOVE」11月19日放送)

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