
秋の爽やかな風が吹く熊本県錦町。今年春にオープンした新しいキャンプ場や、温泉付きキャンプ場、本格ピッツァのお店をめぐります。
人気はドッグサイトとサンドイッチ⁉新キャンプ場
2025年春にオープンした「球磨BASE」は、およそ1ヘクタールの広々とした平地のキャンプ場。オーナーが語るキャンプ場オープンのきっかけは、意外なものでした。

「熊本で地震とか水害とかいろんなことを体験した中で、ワンちゃんを連れてらっしゃる方とか小さいお子さんがいらっしゃる方の避難場所として、場所が欲しいなって思ったのが、最初のきっかけになります」
フリーサイト、オートサイト、ドッグサイトという3つのサイトが整備されており、特に人気なのはドッグサイト。週末には県内だけでなく県外からも多くのキャンパーが訪れます。

このキャンプ場のもうひとつの魅力は、予約すれば味わえるサンドイッチ。チキン南蛮サンドは週末限定、一番人気の卵サンドは平日でも週末でも予約可能です。シンプルな味付けながら素材の良さが光る逸品。サンドイッチは「道の駅 錦」でも購入可能だそうです。
温泉付きキャンプが楽しめるスポット
続いて訪れたのは「通天の湯キャンプ場」。丘の上にあるため、見晴らしのいいサイトや林の中のサイトなど、様々な景観でのキャンプが楽しめます。
特徴は、名前の通り温泉が楽しめること。温泉付きのキャンプ場は珍しく、贅沢な体験ができます。

2017年に温泉施設としてオープンし、2021年にキャンプ場を併設。その経緯について、スタッフは「コロナ禍の時に、お客様のご助言で、施設が広大で広いものですから、キャンプ場でもやったらどうかと。それで、整備をして、キャンプ場にしようという話になりました」と説明してくれました。
露天風呂だけでなく内湯や家族風呂も完備されており、キャンプで疲れた体を癒すのに最適です。
季節の本格ピッツァを味わって
錦町の田園風景の中に突如現れる本格ピッツァが人気の「ファーマーズカフェ SAKURI」。石窯焼きのピッツァと自家栽培や地元の野菜を使った料理がこだわりのお店です。
一番人気は、自家栽培のトマトをブレンドしたトマトソースと自家栽培のバジルで作ったジェノベーゼソースを使ったマルゲリータ。「定番だからこそ、どこにも負けたくないという気持ちで作ってます」とオーナーの桑原県一さん。
季節の野菜やフルーツを使った期間限定の「気まぐれピッツァ」も人気です。今の季節は、旬の舞茸にゴルゴンゾーラチーズやアーモンドをトッピングしたピッツァです。

番組で試食したリポーターのそりさんは「舞茸の旨味がゴルゴンゾーラに負けてない!」と絶賛。ゴルゴンゾーラの塩味が舞茸を引き立て、アーモンドが食感のアクセントになっている絶妙な組み合わせです。
個性豊かなキャンプ場とこだわりの本格ピッツァ。自然と食の豊かさを満喫できる錦町に出かけてみませんか。
(「くまもとまちLOVE」10月29日放送)













