俳優の妻夫木聡が、幼い頃から親しんできた“特別な声”の持ち主とついに対面を果たした。「本当に実在しているんだなと思いました」と、あいさつを交わした瞬間の胸の内を明かす相手。それは、日本を代表するシンガーソングライターの松任谷由実だった。「物心ついた頃から、当たり前のように日本の音楽シーンにいらっしゃった方」と尊敬の念をあらわにしながら、長年にわたり松任谷由実の音楽が日常の一部であったことを打ち明けた。特にスタジオジブリのアニメ映画「魔女の宅急便」で使用された「やさしさに包まれたなら」と「ルージュの伝言」は、妻夫木の心の中に深く刻まれている大切な曲だという。

そんな憧れの存在との共演が実現したのが、サッポロ生ビール黒ラベルの新CM「黒ラベル 大人エレベーター 松任谷由実編」。夢のような時間を過ごすこととなった妻夫木は「ユーミンさんが発する一つ一つの言葉は、僕の中で想像をかきたてられるようになっていく瞬間があり、人と人は言葉に想いを宿して交換しあっているんだなと、身をもって感じました」と語った。世代を越えて愛され続ける松任谷由実の存在感と、彼女に深い敬意を抱く妻夫木のまっすぐな姿が、CMをより印象深いものにしている。