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2025年12月25日 15:53
「危険運転」飲酒・高速度の数値基準取りまとめ 法制審議会
悪質な交通事故に適用される「危険運転致死傷罪」の見直しを議論している法制審議会の部会で、飲酒や高速度の数値基準を盛り込んだ要綱案が取りまとめられました。
25日に開かれた法制審議会の部会で取りまとめられた要綱案では、飲酒運転でのアルコール濃度について呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上の場合としています。
ビールの大瓶2本を飲んだ状態にあたるということです。
高速度の運転については、制限速度が時速60キロ以下の道路では50キロ超過した場合、制限速度が時速60キロを超える道路では60キロ超過した場合とされました。
他にもタイヤを滑らせたり、浮かせたりする「ドリフト走行」も新たに処罰対象とします。
要綱案は年明けにも法務大臣に答申される予定で、法務省は来年の通常国会での法案提出を目指します。









