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2026年6月11日 19:06
熊本県で建設が進む半導体の新工場の排水 PFASなど規制外物質への対応は?

 熊本県でTSMCとソニーの新たな工場の建設が進んでいます。健康への影響が指摘されるPFASについて、2つの工場からどの程度、排水されるのか、熊本県は「把握していない」としました。

 菊陽町と合志市にまたがるセミコンテクノパークでは、TSMC熊本第2工場とソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの新工場の整備が進んでいます。

高井議員
「私が強く懸念しているのが、PFASをはじめとする規制外物質への対応です」

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 半導体製造などに使われる有機フッ素化合物「PFAS」。発がん性など健康への影響が指摘されていて、国内では近年、指針値を超える濃度で検出される事例が相次いでいます。

 熊本県は、新工場の排水を適切に処理するため、既存の工場の排水を使った水処理の実証実験を今年度中に始めます。

 排水に含まれるPFASの濃度を低減することも、目的の一つとしていますが、11日の県議会では…

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県土木部長
「PFAS類については、現時点で排除基準や排水基準が定められていない法令等規制外物質です。そのため下水道で受け入れることとなる排水のPFAS類については把握しておりません」

高井議員
「排水中に何が含まれているのか分からない状態では、何を除去対象とするのか、どういう処理方式が必要なのかという設計方針そのものが定まらず、1億円近くの予算を投じて行われる実証実験も有効な成果を得ることができないのではないでしょうか」

 県は、実験に使う排水の成分調査については調整中であるとし、高井県議の「工場側に報告を求めるべき」との意見については、法規制外物質であることを理由に否定しています。

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