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2021年11月18日(木)

【熊本HOTワード】SDGs ~県内の取り組みを調査~

あらゆる業界を突撃リポート!
そこから県内のリアルな姿が見えてくる!新企画『熊本HOTワード』。

今回のHOTワードは「SDGs」。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことで、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球の環境問題や暮らしについて世界中で様々な取り組みが行われています。県内の取り組みはどこまで浸透しているのか調査しました。

熊本市南区の住宅メーカー「新産住拓」は、今年から社員全員がSDGsに取り組んでいる企業です。

取り組んでいるのは、社内にカフェコーナーを設置しドリンクの売上の一部を緑の募金に寄付すること。さらに紙コップではなくマイカップの利用を推奨。ほかにも社員それぞれが個別の取り組みを行なっています。

下通の料亭「青柳」では、食材ロスを減らす取り組みとして料理で使った出汁ガラを加工したふりかけ”もったいなかつお”という商品を製造販売。料亭ならではのSDGsに取り組んでいます。

さらに、身近なことからはじめようと、2年前からプラスチックではなく竹のストローを提供。

竹のストローを開発したのが益城町にある企業「アミカテラ」。
脱プラ事業でプラスチックにかわる素材を開発する会社です。

工場の製品は自然由来の竹とでんぷんで作られるため、たとえ捨てられたとしても、微生物が分解し自然にかえります。成長が早い竹は他の木材と比べても環境への負荷が少ない可能性を秘めた新たな素材なんです。

この工場ではストローだけでなく様々な竹を原料とした製品が作られています。

「おるげんと 下通本店」でも食材ロスを減らす話題の鍋があるんです。

グルメ情報サイト「ぐるなび」が発表するトレンド鍋に今年選ばれたのが、食材を全て使いきるその名も”まるごと鍋”。

こちらでいただける”まるごと鍋”は、「熟成シマアジのしゃぶしゃぶ」。
シマアジは頭から尻尾まで、ネギは根っこまで使い切るという徹底ぶり。
本来なら捨てるはずの皮目もしゃぶしゃぶでいただきます。
調味料にも、廃棄されるはずのレモンの皮を再利用してレモン胡椒として使用。
まさに食品ロスの削減を意識したメニューです!

各ページに記載している内容は、取材・放送及び掲載時点のものです。
ご理解の上、ご利用ください。