陽明山で台北最高峰を目指す! ~インドアまゆたん台湾旅のすすめ~
スタッフ総動員で初の海外ロケを敢行した「ヒロシのひとりキャンプのすすめSP2025㏌台湾」。熊本で留守番だったインドアまゆたん(声の人)は、旅行で台湾を訪れることにしました。
ヒロシさんたちは新平市のキャンプ場を訪れていましたが、目指すのは台北市の北側にある陽明山国家公園。最高峰の七星山(チーシンシャン)を登ります。
台北駅から路線バスで揺られること50分。陽明山總站(陽明山バスターミナル)でシャトルバスに乗り換えて、登山口がある「小油坑」に到着しました。噴気孔から湯気がもくもく。熊本県のすずめ地獄(南小国町)のようなところです。

小油坑
登山道は整備された石畳でわかりやすく、スニーカーなど歩きやすい靴で登れます。途中、大屯山や竹子山などをのぞみながら登ること約1時間。台北最高峰の七星山主峰(1120m)に到着しました。
360度見渡せる絶景!台北市街はもちろん、海までのぞむことができます。

海
台湾の方をはじめ、日本や東南アジア、欧米などからの観光客が多く訪れていました。台湾在住の女性に「熊本から来た」と英語で告げたものの「KUMAMOTO」の発音ではわかってもらえず…「熊本熊(読み方:ションベンション)の熊本」ということで理解してくれました。ちなみに「熊本熊」とは、くまモンの中華圏での呼び方です。

台湾女性と撮影した写真
七星山の主峰から東峰(1107m)へ縦走し、ビジターセンターや温泉がある「冷水坑」までで3時間。台北駅の近くで買っておいた台湾式おにぎり「飯糰」で昼ごはんです。「飯糰」の中には、カツオや卵焼き、肉、漬物などが入っていて、山ご飯にはピッタリ!

台湾式おにぎり
「冷水坑」周辺の道路は「擎天崗」方面に向かう車の列ができていました。「擎天崗」には、遊歩道が続いているということで、歩いていくことに。小川が流れる樹林帯を抜けていきます。
30分ほど歩くと、阿蘇のような草原が広がる「擎天崗」に到着。台湾では、ハイキングやドライブで訪れる人が多く、にぎわっていました。
最後に冷水坑に戻って、無料温泉に入ろうと思っていたのですが…中をのぞいてみると、7~8畳ほどの広さの湯船に30人ぐらいぎっしり!! びっくりして断念しました。ちなみに、手前には足湯もありますよ。
台湾では、富士山よりも高い「玉山(3952m)」など3000m以上の高山に登る場合は、公的機関にパーミッションを申請する必要がありますが、陽明山の七星山は低山なので、自由に登ることができます。ほかにも台北近郊には「軍艦岩」など、いろんなハイキングスポットがあるようなので、いつか行ってみたいと思います。