TSMCがある台湾・新竹に行ってみた! ~インドアまゆたん台湾旅のすすめ~
「ヒロシのひとりキャンプのすすめSP2025in台湾」に触発されて台湾旅に出たまゆたん(声の人)。勝手に“台湾旅のすすめ”をお届けしています!
台湾訪問は4回目。ヒロシさんたちが訪れていた迪化街や士林夜市、九份など有名なスポットは行ったことがあるので、今回、TSMC(台湾積体電路製造)の本社がある新竹市を訪れることにしました。
台北市の南西に位置する新竹市。台北駅から台鉄の普通列車に揺られること約1時間半、新竹駅に到着です。

新竹駅(新竹車站)
日本統治時代の1913年(大正2年)、松崎万長の設計で建てられた台湾最古の駅舎とのこと。翌年に完成した東京駅(辰野金吾設計)とは、100周年を記念して2015年に姉妹駅締結をしています。コンパクトな駅舎ですが、素敵なたたずまいです。
駅の正面から5分ほど歩いていると、城門が見えてきました。

竹塹城迎曦門
かつて新竹にあった「竹塹城」の東の迎曦門。もともとは東西南北に4つの門があったそうです。現在は、この門を中心に道路が放射線状に伸びています。
近くには、市民が散歩している水辺があったり、寺院や、生鮮食品や衣料など様々なお店が集まる市場があったり。街歩きが楽しめるエリアです。
レトロな建築物が楽しめるのも魅力です。赤レンガの市役所や警察局、美術館など日本統治時代に建てられた建物が、現在も使われています。観覧できるということで、市役所の中に入ってみました。石造りの階段など重厚感あるつくり。2024年9月に友好交流協定を結んだ八代市との協定書も展示されていました。
ところで、TSMCはどこ?
せっかく新竹に来たので、TSMCの本社がある新竹サイエンスパーク(新竹科学園区)へ。新竹駅から25分ほどバスに乗り、さらに20分ほど歩いていると「TSMC」のロゴが入った建物がいくつも見えてきました。ほかにも、様々な企業や大学などの研究機関もあります。周辺には高層マンションも多く、市役所周辺とは、また違った雰囲気です。
TSMC本社の隣には「台積創新館」という博物館もあって、TSMCの歴史や半導体について学ぶこともできるそうです。(要事前予約)
熊本とつながりができた新竹。歩いて、新旧の街並みを楽しむことができました。ちなみに、台湾高鉄だと台北から35分程度ですが、駅の場所が台鉄と違う(鉄道で接続)ので、ご注意ください。