赤ちゃんと一緒!

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2014年3月24日(月) 夢は助産師さん

先日(2014年3月8日放送)「立ち会い出産」についてとりあげました。
一昨年、福田病院の出産件数は、3,323名、その内1,778名、半数以上の方が夫立ち会い出産なのだそうです。
最近では、ご主人だけでなく、上のお子さんと一緒に新しい家族を迎えるという、「家族立ち会い出産」というケースも増えています。

番組でご紹介した野田ファミリーは、7人目のお子さんの出産に一番上のお子さんが6年生、一番下のお子さんは2歳という、6人のお子さんがお父さんと一緒にお母さんの出産に立ち会いました。
小さいお子さんもいらっしゃるので、はしゃいだり、怖がるお子さんもいるのでは、と思っていましたが、みんな平常心。お母さんを見つめ、静かにその時を待っていました。

6年生の長女・佑佳ちゃん、5年生の長男・佑季くんがまるで、パパとママ。弟や妹を抱っこしたり、お世話が行きとどきます。
子どもって本当に育ち合うものだなぁと実感させてもらいました。

静かで暖かな雰囲気の中で誕生したのは、三男となる男の子。
「可愛い…」「ちいさぁい…」と代わる代わるに抱っこ。その抱っこも皆さん慣れたものでした。
お母さんに「本当に静かな安産でしたね…」と申し上げると「出産ですから、痛いし、辛いですよ。でも、子どもたちを怖がらせたり、不安にさせたくないから、がまんができるんです」と穏やかな笑顔で応えていただきました。
やはり、『母は強し』です。

家族みんなで新しい家族を迎えるようになって4回目のお産だそうで、出産からしばらくは、野田家に流行する遊びがあるのだそうです。
それは、「出産ごっこ」。服の中にぬいぐるみを入れて、妊婦さん役と助産師さん役を決めて、呼吸法や声かけをリアルに再現しているそうです。

長女・佑佳ちゃんは、先日、小学校を卒業、この春、中学生になります。
将来の夢はと尋ねると「助産師さんになって、福田病院ではたらくこと。弟や妹をとりあげてくれた助産師さんがかっこよくって、あこがれるから…」とちょっぴりはにかみながら答えてくれました。
佑佳ちゃん、きっと素敵な助産師さんになれますよ!!!