1日朝、山形県南陽市で警戒にあたっていた市の職員がクマに襲われ、右手を骨折する重傷です。

　警察や市によりますと、午前6時40分ごろ、山形県南陽市で、市の男性職員（58）が体長およそ1メートルのクマに襲われました。

　男性職員は右手の骨を折る重傷です。

　クマはその後、近くのやぶの中に入っていったため、市や警察は付近を警戒するとともに、捕獲用の箱わなを設置しています。

　現場近くの小学校では先月29日、玄関のガラスがクマに割られるなど出没が相次いでいて、襲われた男性職員は別の職員と2人で、早朝の警戒にあたっていたということです。