中国の来年の経済政策について話し合う「中央経済工作会議」が北京で開かれ、低迷する消費を伸ばし、「強大な国内市場を作る」ことを第一の目標に掲げました。

　新華社によりますと、習近平国家主席ら中国共産党の最高指導部も参加した中央経済工作会議では中国経済の現状について、「供給過剰と需要不足の矛盾が顕著になっている」と問題を認め、解決を訴えました。

　重点任務の1番目には「内需主導」を掲げ、消費を伸ばす政策や都市や農村の住民の収入を増やす計画を実施するとしています。

　また2番目には「イノベーション」を掲げ各分野にAIを活用する「人工知能＋」を深化させるとしています。

　また、景気の重しとなっている不動産については供給をコントロールし在庫処理を進め、リスクを低減させるとしています。