ウクライナで近く大統領選挙が行われた場合、ゼレンスキー氏は敗れる見込みが高いとの世論調査の結果が公表されました。

　ロシアの侵攻に伴って延期が続いている大統領選挙を巡り、ウクライナの調査会社は24日、「近い将来に選挙が行われる場合」とした世論調査の結果を発表しました。

　それによりますと、仮に11人の候補者がいた場合、ゼレンスキー氏は1回目の投票で全ての候補を上回る見込みです。

　しかし、候補者が2人に絞られる決選投票ではウクライナ軍前総司令官のザルジニー駐英大使が全体の票の約64％を獲得し、ゼレンスキー氏を下す見通しだということです。

　大統領選挙についてゼレンスキー氏は「ロシアが一時的に占領している地域では実施できない」との考えを示していて、いつ実施できるかは不透明な状況です。