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2026年1月1日 00:00
天皇陛下 新年のご感想「支えあいながら困難な状況を乗り越えていくように」
宮内庁は新年にあたり、天皇ご一家ら皇室の新たな映像を公開するとともに、天皇陛下の感想を発表しました。
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、今年の干支(えと)で佐賀県や富山県、鳥取県の「馬」の伝統工芸品をご覧になっています。
天皇陛下は新年にあたり感想を出され、戦後80年の2025年を振り返り、「先の大戦を思い起こし、戦中・戦後に人々が耐え忍んだ苦難と、人々のたゆみない努力により築き上げられた今日の我が国の平和の尊さに改めて思いを致すとともに、これまでの歩みを今後とも語り継いでいくことの大切さを心に刻みました。一方で、現在も戦争や紛争により、世界各地で多くの人々の命が失われていることに深く心が痛みます。平和な世界を築いていくために、人々が対話を重ねながら、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを感じます」と、つづられました。
また、各地で相次いだ災害や物価の上昇に触れ「今年も、人々がお互いを思いやり、支え合いながら、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています」とされました。
そして「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩んでいくことのできる良い年となることを祈ります」と締めくくられました。
ご一家は元日、皇居の宮殿で「新年祝賀の儀」に、2日は一般参賀に臨まれます。
上皇ご夫妻は元日に、お住まいの仙洞御所で、皇族方からごあいさつを受けられます。
一般参賀では午前の3回、皇居・宮殿のベランダに立たれる予定です。
秋篠宮ご一家も新年の行事に参加されます。
2025年9月に成年式を終えた長男の悠仁さまは、初めて一般参賀に出席される予定です。









