80代の祖父を包丁で襲ったとみられています。逮捕されたのは24歳の高校生でした。
■何が?24歳高校生が…
静まり返った住宅街で起きた緊急事態。
刺されたのは80代の祖父で、身柄を確保されたのは一緒に暮らしていた孫でした。
近隣住民 「本当に意外でした」 「やばいなと思って」 「(Q.この辺りはそういうのは少ない?)少ない。あんまりないでしょ」
現場は高知県香美市で、高知空港から車で20分ほどの静かな住宅地です。
家には3世代の家族が暮らしていました。80代の祖父、母親、そして24歳の孫・中村奨容疑者です。
■包丁を握ったまま…
警察によりますと、事件が起きたのは25日午前4時45分ごろ。寝ていたのでしょうか、孫の中村容疑者が80代の祖父の首や腕を包丁で切り付けたといいます。
午前5時11分、通報したのは祖父の娘。つまり中村容疑者の母親でした。
警察が駆け付けた時、すでに孫の姿はなく、午前5時25分に自宅の近くで警察が発見。身柄を確保し、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
身柄確保時、容疑者は刃渡り17センチの料理用包丁を持っていたということです。
早朝の住宅街を刃渡り17センチの包丁を握ったままで…。
刺された祖父は首と右腕に切り傷を負いましたが、命に別状はありません。
■家族に何が?
祖父は地域の活動にも熱心だったといいます。
近隣住民 「考えられない。全然、考えられない。PTAとかも協力的だった。びっくりです」 「(祖父は)昔は消防をやっていた。その後は畑をちょっとしたりとか色々していた」 「(Q.穏やかそうな方?)そうですね」
家族の間に何があったのでしょうか。
近隣住民 「(Q.孫(中村容疑者)とのトラブルは?)考えられない。全然、考えられない。時々、家に行くが孫には会ったことはないし、訪問しても出てきたことはない」 「(Q.トラブルは?)聞いたことない」 「(Q.祖父と(容疑者の)関係が悪かったなどは?)聞いたことない。事件が起きて『何かあったのかね』という話を妻とした」
警察も「これまでに家族に関するトラブルの相談は確認されていない」といいます。
しかし、取材を進めると、最近この家族に変化があったことが分かりました。
■家族に変化
去年、祖母が亡くなって祖父、母、孫の3人暮らしに。家族の形が変わった直後に起きた出来事でした。
近隣住民 「祖父と祖母はすごく仲の良い家だった。和気あいあいとやって、家族でいつも楽しそうにしていた。びっくりです」
警察は中村容疑者の認否について「公判に支障をきたす」として明らかにしていません。
近隣住民 「(Q.容疑者を去年見た?)ちらっと見た。本当にちらっと見て。あの子だと思って、後ろ姿をちらっと見ただけで、家に入るところを見ただけでほとんど見たことない」 「(Q.外出する様子は?)ほとんどない。孫(容疑者)はあまり出ていなかった」 「(Q.孫(容疑者)を見た?)出掛けるのをちらっと1回見たくらい。普通。別に変わった様子はなかった」 「(Q.容疑者の状態は?)学校に行かなくなったようだった。中学生くらいだった。その時に引きこもりがちだったと聞いた」 「(Q.登校する様子は?)なかった」
24歳の中村容疑者は現在、高知県内の高校に通っています。警察は事件の詳しい経緯を調べています。









