
イラン情勢の緊迫化で原油の安定供給が懸念されるなか、先週から大幅な値上げに踏み切るガソリンスタンドが相次いています。
(記者)
「熊本市南区のこちらのガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンの価格が1リットルあたり184円と過去最高値になっています」
1週間前、レギュラーガソリン1リットルあたり158円だった価格は。現在184円に。1週間で1リットルあたり26円値上がりしました。
(客)
「暫定税率(廃止)の前に戻った感じですよね」
「乗らない選択はないから、エコに走るのも難しいからですね。昼飯、減らします」
これを受け、政府は、ガソリンなどの供給に支障が出ないよう、15日から民間の石油備蓄の放出を始めました。
石油元売り業者などに義務付けている70日分の備蓄量を55日分に引き下げることで、市場に出回る量を増やします。
また、政府は、ガソリン価格の上昇を抑えるため、19日から補助金を支給し、1リットルあたりの価格を170円程度に抑える方針です。
(肥後石油社長)
「(ガソリンの価格が)200円になると控えられますから、よかったと思いますよ。すべての業界に影響しますから、あれだけ上がると」
熊本県内のタクシー会社でも、今後のガソリン価格を注視しています。
(旭タクシー社長)
「暫定税率がなくなった分が利益になっていたが、それが経費になっただけの話。あまりこたえてはいない、今は。ただ、これがホルムズ海峡がいつまでも通れないとなれば、当然200円とかになるだろうし」
およそ160台所有する車のうち、半分がガソリン車のため、価格上昇が続けば、今後は値上げせざるを得ないと言います。
(旭タクシー社長)
「2年前に運賃改定をしているが、タクシーは、サーチャージが認められていないので、燃料価格の反映がない。だから、その分、値上げになる。致し方ないと思う」













