
熊本地震からの復興事業、県道熊本高森線の4車線化が完了し、20日、全線が開通しました。
記者
「広い歩道は、歩行者と自転車が分かれて通れるようになっていて、4車線になった道路は車の流れもスムーズです」
4車線化事業は、熊本地震で建物が倒壊し、緊急車両が通れなかったことなどを受け、県が防災力の強化や、交通の円滑化を目的に進めてきたものです。

地震の翌年から事業がはじまり、熊本市側の、1.6キロの区間が先行して開通。
益城町寺迫までの区間も工事が完了し、20日朝、合計3.8キロの全線が開通しました。

木村知事
「熊本空港も位置していて、これからの発展の可能性もある町4車線化と、区画整理事業を入れたことで、益城町の創造的復興に繋がる基礎が整った」
午後の開通式では、地元の子どもたちが描いた絵をデザインしたバスがお披露目され、特別なパッケージのポテトチップスが配布されました。

熊本地震から4月で10年。住民の受け止めは。
住民
「渋滞がひどかったので、道が広くなって(今後)スムーズに通れるようになるといいなと思う」
「長女が生まれた年が熊本地震だったので、長かったなと」
県道沿いにある花屋倉本園芸。店主の倉本憲幸さんは…

倉本園芸・倉本憲幸さん
「4車線に広がったことで、沿線にあった店がみんなばらばらになって、立ち退いた人もいるので、そういった人が戻ってきて、さらに発展していければいいな」

震度7の揺れに2度見舞われた益城町。
倉本さんの店も傾き、倒壊の恐れがあったため、解体するしかありませんでした。

現在の店舗は、拡幅する道路を避ける形で再建したものです。
県は「創造的復興」の重点事業として4車線化を進めてきました。
町にかつてのにぎわいを取り戻すことができるのか、倉本さんはこれからがスタートだと考えています。

倉本園芸・倉本憲幸さん
「『イマジン』思い描いているというような想像の方で、道路がつくられたのではないかなという思いもある。この4車線をいかして、色んなイベントを開催して、地域が盛り上がっていければ」
益城町では土地区画整理事業が進められていて、再来年度に完了する予定です。













