
車両は浸水、橋は流された…熊本豪雨から6年 くま川鉄道9月に全線再開へ「地域の足守る」
2026年7月4日
熊本豪雨から6年、9月に全線で運行を再開するくま川鉄道が試運転を開始し、復旧後初めてシンボルの橋を列車が走りました。
2020年の豪雨災害で被災し、人吉温泉駅から肥後西村駅までの約5.9キロが不通のままとなっている、くま川鉄道。

多くの車両が浸水する被害を受けました。

永江社長も当時「鉄橋が流された写真が社員から送られてきたときに、存続を考えた」と話していました。
1924年の開業当時からある、くま川鉄道のシンボル、球磨川第四橋梁も、濁流に飲み込まれました。

あれから6年。地元住民や全国からの応援も受けて、球磨川第四橋梁が復活。6日、試運転で、生まれ変わったシンボルを初めて列車が走りました。
毎年のように災害級の大雨が襲う熊本県。この週末にも熊本地方で線状降水帯が発生し河川が増水するなど不安が広がりました。
新たな球磨川第四橋梁は、水の流れを阻害しないよう、13本あった橋脚を4本に減らし、三角形の鉄骨を組み合わせた「トラス構造」と呼ばれる災害に強い橋としています。
永江社長
「今までトラスじゃなかったので心配だったが、なんか安全だな、橋梁がすごく立派で、安全だなという思いはしました」
6日は、6年間稼働していなかった踏切が機能するかも確認。8月7日まで、運転士の習熟訓練などを重ね、9月20日に全線で運行を再開します。