ホーム
2026年8月5日 19:26
NHK職員が出演者から性被害 異動希望認めず 井上会長「対応の不適切さお詫びする」
NHK職員が出演者から性被害 異動希望認めず 井上会長「対応の不適切さお詫びする」
NHK職員が出演者から性被害 異動希望認めず 井上会長「対応の不適切さお詫びする」

 NHKは過去に職員が番組出演者から性被害を受けていたと明らかにし、その後の調査検討委員会で職員への対応が不十分だったと指摘されたことを発表しました。

 NHKの職員は番組出演者らとの懇親会の後、意に沿わない性被害を受けて体調不良になり、欠勤・休職した後、1年数カ月後に職場に被害について打ち明けました。

 精神状態が悪化するため、他の部署への異動を求めたものの受け入れられず、被害を受けてから異動するまでに3年かかったということです。

 職員はPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されています。

 去年4月に職員が労働組合を通じて改めて申し入れたことで、NHKは弁護士らからなる調査検討委員会を立ち上げました。

 委員会は1年にわたって調査し、被害が深刻であったにもかかわらず、前例や原則ばかりを重視し、組織としての対応が足りなかったと指摘しています。

 NHKは出演者について被害者が特定される恐れを理由に明らかにしていませんが、出演は取りやめていて、聞き取りに対しては「飲酒していたため記憶にないが、真実であれば申し訳ない」と話しているということです。

 NHKの井上会長は「当時の対応の不適切さをおわびします。今回の教訓を生かし、誰もが安心して働ける職場作りを進めていきます」とコメントしています。