
聖地・甲子園で巻き起こる有明旋風。逆転・逆転・逆転でベスト8進出。県内も歓喜に沸きました。
夏の甲子園、熊本代表の有明が3回戦で、福島代表の東日本国際大昌平と対戦しました。
試合前練習で、先発マウンドにあがる予定だった工が負傷するアクシデント。先発をエース・斉藤に託します。
(斉藤投手)
「緊急登板だったんですけど、初回の入りを大事にして、そこから波に乗って、テンポよく抑えるという気持ちで投げました」
しかし、その立ち上がり。1アウト3塁のピンチを背負うと、3番・峯のタイムリーで1点を先制されます。
地方大会を通じても、この夏初めての先発マウンドとなった斉藤。2回以降はランナーを出しながらも、キレのある変化球と、力強いストレートを武器に、要所を抑え、追加点を許しません。
守備も気迫あふれるプレーで、エース斉藤を盛り立てます。
終盤8回「粘り強さ」が信条の有明の見せ場がきました。1番・永田がセーフティバントで出塁すると、フォアボールで1塁2塁として、代わったピッチャーの初球。
(永田選手)
「厳しい展開で、自分たちのペースではなかったので、自分が走ってチームに勢いをつけようという気持ちで走りました」
韋駄天・永田が、自慢の俊足を発揮。流れを呼び込むと、2アウト満塁で打席には代打・廣沢。
(廣沢選手)
「楽しむだけだなって思って、笑顔を意識して打席に立ちました」
甲子園初打席で値千金の逆転2点タイムリー。続く6番・栄井にもタイムリーヒットが飛び出し、この回、一挙4点を奪い、点差を広げます。
9回のマウンドにもエース斉藤。チームのピンチにも意地を見せ109球1失点の完投。
終盤の逆転劇を呼び込み、有明が3回戦突破。目標のベスト8進出です。
(斉藤投手)
「工が帰ってくるかわからないですけど、帰ってこなかったときに、自分がまた完投する気持ちで相手バッターをねじ伏せたいと思います」
(廣沢選手)
「チームとしてはベスト8を目標に今までずっとやってきたんですけど、もちろんこれからも勝つ気で、全員で勝ちに行こうと思います。優勝まで行きたいと思います」

在校生やOBなどが声援を送った有明高校も歓喜に沸きました。
「素晴らしいドラマを見せてくれました。本当によかった!ありがとうございます!また応援にきますよ!」
「8回の表鳥肌がやばかったです。優勝目指して、このまま勝ち進んでほしいです」
宇城市の避難所では、三たびの劇的な展開に被災者が勇気づけられました。
「彼たちも一生懸命頑張ったし、その気持ち伝わります」
「よかったねぇ。みんな喜んでいると思うよ。熊本の人たちは。怖かった地震を忘れました」













