5日朝、鹿児島の屋久島町にレベル5土砂災害特別警報が出されました。現在は、レベル4の土砂災害危険警報に切り替えられましたが、この後も九州南部などでは激しい雨となる恐れがあります。
■屋久島に一時レベル5土砂災害特別警報
世界自然遺産の登録地、鹿児島県の奄美大島。連日の大雨は5日も降り続きました。
さらに、午後になると雨脚は強くなり、横殴りの雨に。
困った事態も起きています。
あらとんとんの館 晶谷正明副代表 「物資輸送のフェリーが運航していませんので、野菜とかが不足して買い出しに行った場合にはキャベツとかレタスですね、グリーンリーフ。もうすべてないと言ってもいいぐらいでした。(野菜が)もう3日ほどは来てないと思う。(台風24号)迷走するとは全く予想してなかった」
奄美や沖縄付近に居座り続けている台風24号。その影響で5日も各地で大雨となりました。
4日の夕方から猛烈な雨が降った鹿児島県屋久島町。
町内にある滝では、4日の雨の影響か、轟音(ごうおん)を響かせながら勢いよく水が流れていました。
種子島・屋久島地方では、台風24号の影響で湿った空気が流れ込み、4日夜と5日未明に線状降水帯が相次いで発生。
24時間に降った雨の量は、屋久島の尾之間で500ミリに迫り、観測史上最大となりました。
各地で観光に影響が出ています。
普段なら観光客でにぎわうフェリー乗り場の待合室。週末にもかかわらず、そこに人の姿はありません。
5日の運航は終日、欠航しています。
屋久島にある宿泊施設では、キャンセルも相次いでいます。
ホテルオーベルジュ 小脇竜一代表 「屋久島に住んで数十年経つが怖いくらいの大雨だった。ここ数年では記憶にないくらいの雨。先月頭にも台風13号の影響で5日~1週間強キャンセルが立て続いた。今回もそれに似てキャンセルが続出している。正直、8~9月は屋久島観光業は書き入れ時だが大打撃。想像以上に長引いていて頭を痛めている」
危険な状況も続いています。
5日朝、屋久島町に発表されていたレベル5土砂災害特別警報を、気象庁は昼ごろ、レベル4土砂災害危険警報に切り替えました。
ただ、すでに地盤が緩んでいる可能性があるため、この後も警戒が必要です。
雨は鹿児島市内でも、地面をたたきつける激しい雨が降りました。
地面にたまった雨水が排水溝に流れ、風で木も大きく揺れています。
鹿児島県内では大きな被害は確認されていませんが、屋久島・十島村で、合わせておよそ9000人に警戒レベル4の避難指示が出ています。









