列島に停滞する秋雨前線が各地に大雨をもたらしています。愛知県や岐阜県などでは線状降水帯が発生し、関東などでも8日夜に厳重な警戒が必要です。
■愛知・岐阜で線状降水帯
午後4時ごろの名古屋市内。道路は冠水し、車は水しぶきを上げて走っています。車が走ると、波打ちます。
市内の至る所で冠水が発生していました。
車が通ると雨水が波となって歩道まで押し寄せます。水につかった横断歩道。バイクを押して歩く人の姿も…。
名古屋市内では1時間に100ミリを超える観測史上最大の雨が降りました。市内の一部には「警戒レベル5緊急安全確保」が出されています。
気象庁は午後4時半ごろ、愛知県と岐阜県に線状降水帯が発生したと発表しました。
激しい雨は建物の中にも。天井から滝のように水が漏れ出していました。
愛知県と岐阜県では記録的短時間大雨に関する速報が相次いで発表されました。災害の危険度が急激に高まっています。
一時、大雨の影響で東海道新幹線一部区間で運転を見合わせました。
昼すぎ、三重県内は分厚い雨雲に覆われていました。そして、視界はさらに悪くなっていきます。
1時間で約80ミリ。今年一番の雨が降った四日市市では…。
排水の処理が追い付かず、勢いよくマンホールから飛び出す水。別の角度から撮影された映像を見ると、風にあおられて信号機に掛かるほどの高さまで水が吹き上がっています。
車が通るたびに茶色く濁った水が波打ちます。市内では冠水も各地で起きていました。
■関東なども今夜警戒
大雨の警戒は東海以外でも。
長野県には線状降水帯直前予測情報が発表されています。数時間以内に線状降水帯が発生する可能性が高まっています。
大雨の要因となっているのは“秋雨前線”と“元台風24号”です。
台風24号は熱帯低気圧に変わった後、北上を続けています。それが列島に停滞する秋雨前線に近付き、刺激することで活発な雨雲を生み出し続けています。
9日以降に“元台風24号”と“秋雨前線”が一体化し、温帯低気圧になることで各地の雨脚がさらに強まる恐れがあります。
実際に今、日本の広い範囲に線状降水帯予測が発表されていて、東海の静岡県、愛知県、岐阜県、三重県では9日夕方にかけて、四国の徳島県と高知県では昼前にかけて警戒が必要です。
そして、関東甲信の1都5県は8日夜から9日明け方にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急速に高まる恐れがあります。









