
八代市庁舎建設めぐる汚職事件で八代市議ら組織犯罪処罰法違反で起訴
2026年6月18日
熊本県八代市の庁舎建設をめぐる汚職事件に関し、マネーロンダリングをした罪で、会社役員の男の裁判が開かれました。
(上月花梨アナウンサー)
「6000万円もの大金が動き、世間を騒がせた八代市の新庁舎建設をめぐる汚職事件。きょう、被告5人のうち1人の裁判が始まりました」
現職の八代市議会議員、成松由紀夫被告ら3人が八代市役所の建設工事をめぐり、建設会社に便宜を図る見返りに、賄賂として6000万円を受け取った汚職事件に関しては、あっせん収賄や組織犯罪処罰法違反の罪であわせて5人が起訴されています。

このうち、16日に開かれたのは、東京都渋谷区のウェブサイト制作会社役員、渡邊裕人被告(49)の初公判。成松被告らと共謀し、あっせん収賄で得た賄賂6000万円のうち、2001万円を自身が代表取締役を務める会社名義の口座に入金し、マネーロンダリングした罪に問われています。

これまで、渡邊被告の認否は明らかになっていませんでしたが、初公判で起訴内容を認めました。

また、検察側は、成松被告らが秘匿性の高いアプリで「洗浄など全て終わりました」などとメッセージのやりとりをしていたとする証拠を裁判所に提出。マネーロンダリングについては、同じ罪で起訴されている伊藤卓人被告が成松被告に話を持ちかけたとしました。
なお、成松被告は、5月に勾留理由の開示を求め開かれた公判で、「今回の件は不当逮捕だ、私はいっさい関与していない」と供述しています。
渡邊被告の裁判は、22日に被告人質問が予定されています。