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2026年10月17日 18:06
小湊鉄道 台風被害から1カ月へ“見通し立たず”…住民らは 

 台風25号による甚大な被害からまもなく1カ月です。復旧が進む千葉県ですが、一方で、全線再開の見通しが立たない房総半島を横切る小湊鉄道の現在を取材しました。

■小湊鉄道“見通し立たず”住民らは

 レトロな雰囲気で人気を集める、小湊鉄道のトロッコ列車。降りてきた観光客たちがその姿を写真に収めています。

観光客 「楽しかった」 「本当は養老渓谷まで行って、釣りして魚をいただいて帰ろうと。話を聞いたら(全面復旧には)1年はかかると聞いて残念」

 にぎわいをみせる一方、沿線には、いまだ災害の爪痕が残されています。

小湊鉄道 鉄道サービス部 杉山茂部長 「何十年に1度というか、会社の歴史上でもかなりひどい災害」

 8月、豪雨に見舞われた千葉県。小湊鉄道では、復旧工事が完了に近付いていたところに、先月の台風25号が襲いました。

 房総半島の内陸を走る、小湊鉄道。春には桜と菜の花が沿線を彩ります。

 1世紀にわたり地域の暮らしを支えてきました。しかし、今はその列車旅も途中までです。

商店の経営者 「皆、病院に行くにも困るって言ってましたね」

 運休区間では代行バスを運行していますが、平日の上下合わせて5本のみで、交通手段は限られています。

 地域の暮らしと観光を支える鉄道。全線での復旧には、長い時間と多額の費用がかかるため、小港鉄道は国や自治体に支援を求めています。