
1日に告示された熊本市長選挙。4期目を目指す現職に新人4人が挑む構図となりました。

立候補したのは、届け出順に会社役員の陳田奈美子さん(48)、現職の大西一史さん(58)、前熊本市議の井坂隆寛さん(51)、元会社員の古木浩一さん(66)、建設会社代表の岡和久さん(53)です。
「過去の実績は、分かりやすい判断材料」
「くまもとLive touch」コメンテーターで崇城大学総合教育センターの今井亮佑教授(政治学)は、現職の3期12年間、とくに前回選挙からの4年間の実績が、有権者の投票行動を大きく左右すると見ています。
「選挙は将来を誰に託すかを選ぶ機会ですが、将来には不確実性が伴うため、選択は簡単ではありません。現職が出馬している場合は、過去の実績を見ることで、その不確実性を下げられる」
「12年間、あるいは前回からの4年間で、熊本市や自分の暮らしが良くなったと思う場合です。この場合は、現職にあと4年間任せることが市の将来にプラスになる、という予測が成り立ちます」
「反対に、良くなったとは思えない場合です。この場合は、市長を替えて市政を刷新することがプラスになる、という予測が成り立ちます」
短期決戦の懸念
今回の選挙の一番の特徴は、各候補者の出馬表明が遅れたことによる短期決戦です。
有権者の関心が高まる前に投票日を迎えてしまうことが懸念されるといいます。そうならないために大切なのは、次の2点だといいます。
・各候補者が積極的に情報を発信すること
・有権者が選挙に関心を持ち、情報を自ら取りに行くこと
候補者には、SNSやインターネットを活用し、自らの政策やビジョンを訴えてほしいといいます。
また、有権者には、各候補者がSNSやインターネットで発信する政策やビジョンの情報を自ら取りに行き、候補者間で比較した結果と現職の実績への評価を、総合的に勘案してほしいといいます。
前回の投票率は過去最低の28.26%でした。投開票は11月15日です。
(「くまもとLive touch」11月2日放送)











