先日、小学校の同窓会が熊本市のホテルであった。年がバレるから言いたくないが、卒業50周年記念だという。集まったのは50人ぐらい。これだけジジイ、ババアがいると壮観だ。こんな連中と一緒の年齢には見られたくない。「僕はまだ青春真っ盛りだ」と思っていた。ところが、トイレの鏡を見たら、そこにジジイの僕がいた。そうか僕も世間からみるとジジイなのか。僕の青春はどこに消えたのだろう

僕らの小学生時代は、いまだ「男女7歳にして席を同じゅうせず」なんて古語が生きていた。女の子と話でもしようものなら「オナゴのきゃあ腐れ」といわれて、いじめられたものだ。僕は男兄弟4人の中で育ったから、入学当初は女の子が珍しく、よく女の子と話したが、そのたびに男の子からいじめられた。それが50年もすると、もはや男女の区別さえ定かではない。和気藹々で談笑の渦があちこちにできる。僕をいじめていた連中も「オナゴのきゃあ腐れ」になりきっていた。

男性は定年退職者が多いためか、もはや「使用済み」という顔つきが目立つ。なかには恩師の先生よりフケ込んでいるのもいる。そこにいくと女性はいまだ健在。「現役でござい」という看板が顔に掛かっている。男性は世間の荒波を乗り切って、妻子のために働いてきたのだから、この年になると疲れもでてくるのだろう。僕は不幸にして、いまだテレビ局の雑用係ないしはコケボウとヒバちゃんの使用人だから、まだ「疲れた」というわけにはいかない。

日本人の平均寿命からいうと女性が男性より10歳ぐらい長生きする。この10年の意味するところは大きい。男性は残された余命が短いのだ。それが自然に顔つきに出てくるのではないか。これに対して、女性は「人生いまだし」であり、あたらこの年で老け込むわけにはいかない。これからの人生を考えると、女性は気分的にまだまだ「現役」ということだろう。単に「女性は厚かましい」ということだけではない。女性よ、頑張って長生きしてくれ。

ところで熊本に帰ってきて気が付いたが、同窓会がやたらに多い。他県のことはよく分からないが、熊本ほど盛大なところはないように思う。僕の場合、小学校が3年に1回はまだいいとして、中学校が5年に1回のほか有志の集まりが毎月1回、高校は学年と学級ごとに毎月1回、全体のが毎年1回ある。さすがに毎月出席というわけにはいかないが、極力、出るようにはしている。

年をとってくると、やはり昔が懐かしくなる。一種の祖先帰り現象ではないかと思う。ただ、やはり同窓会は閉鎖社会だし、集まって昔話や病気、年金の話ばかりでは、つい暗くなる。反面、異業種の人たちの話を聞くことは楽しいし、仕事上のいろんなヒントにもなる。情報交換の場になるという利点もある。功罪ある同窓会だが、これからも楽しんで行きたいと思っている。

追筆
ヒバちゃんこと「真夏の火鉢」という呼び名に対して「本人がかわいそうだ」「セクハラではないか」などという声があった。本人は気に入っているようだが、この際、呼び名を変えたい。

新しい名前はクラちゃんこと「真冬のクーラー」とする。かなり季節限定だが、意味するところは「真夏の火鉢」と一緒。ただし、最近のクーラーは冷暖房兼備が多いから、使いようによっては冷え性のジジイぐらいが近づいてくるかもしれない。そこに救いを見出してくれ。

(=`ε´=)ぷ~by.真冬(?)の火鉢

コケボウのひとこと

社長はまだ「使用済み」のくたびれたお顔になってなくてよかったですね。
デビュー当時いまひとつピンとこないアイドル歌手も、テレビでの露出が増えるとどんどん綺麗になりますよね。

今のペースでCM出演にご協力いただければ、来年の同窓会は、みんなが羨むアイドル並みのお顔になってますよ。
プロモーションはお任せあれ!!

あっ!今のお顔を決して「いまひとつピンとこない」と申し上げてる訳じゃありませんから・・・誤解されませんように。